WEBマーケティング総合研究所様 共用ファイルストレージのEFS移行

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株式会社WEBマーケティング総合研究所様は、自社開発CMSを利用したホームページ作成サービスでの10,000社以上の豊富な制作実績を有するほか、200社以上に導入された自社開発CMSのOEM提供サービスや各種コンサルティングを通して、中小企業の発展に貢献するWEBマーケティングのプロフェッショナル集団です。

NRIネットコムでは、2012年よりAWSを利用した「ホームページ作成サービス」のシステム構築・運用を手掛けており、WEBマーケティング総合研究所様の顧客企業ビジネスを支えるホームページを、安心・安全に運営できるよう努めてきました。

これまでの構成と課題

2018年7月にEFSが東京リージョンで利用できるようになるまでは、AWS上で複数のEC2インスタンスから共通のファイルを参照するためのサービスは存在しませんでした。そこで、システム構築当初は、Webサーバから参照するための共有ファイルストレージをEC2で構築し、冗長構成を取るために複数のEC2間でデータを同期する構成を採用していました。具体的には、GlusterFSというオープンソースを活用し、1つのEC2に保存されたコンテンツをほぼリアルタイムで他のEC2へ同期します。

EFS移行前のシステム構成

EFS移行前のシステム構成

EC2+GlusterFS構成を採用することで、可用性の高い共有ファイルストレージを構築することは可能になりましたが、「コンテンツの増加によるストレージ拡張作業が必要」「データ同期に問題が発生した場合の復旧に時間がかかる(夜間に作業が必要)」などの課題がありました。

EFSに移行することで課題の解消に成功

EFSは、AWSが提供するフルマネージドなファイル共有ストレージサービスです。EFSには様々な特徴がありますが、今回の事例では、特に以下の点が採用への大きなアドバンテージになりました。

  1. ファイルの追加/削除に応じてストレージ容量が自動的に拡大/縮小する(拡張性の向上)
  2. 保存されたデータは自動的に複数のAZ(アベイラビリティゾーン)に保存される(可用性・耐久性の向上)
  3. EFSの利用料は保存するデータサイズによる従量課金

1.・2.の向上により、EC2+GlusterFSの構成で抱えていた課題を一気に解消することができました。また、1.の副次的な効果として、余分なストレージ(EBS)費用がかからず、さらに、EC2インスタンスの利用料も削減することができたため、5.7TBの共有ファイルストレージにかかるAWS利用料を約30%カットすることができ、運用負荷も大きく削減することに成功しました。

EFS移行後のシステム構成

EFS移行後のシステム構成

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