開発者のための Google アナリティクス マスターガイド 第1回 (森田怜依) Google アナリティクス と Google タグマネージャでWebサイト計測を始めよう! 6/6

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計測を開始する

ローカルのHTMLファイルをそのままブラウザで表示しても計測はできません。ローカルサーバへ置くなどして計測確認の準備をしてください。

サーバにHTMLファイルを置いたら、まずは Google アナリティクス の「リアルタイムレポート」の画面を開いてください。[レポート]>[リアルタイム]>[サマリー レポート]です。

そしてサーバに置いたHTMLファイルを表示してみてください。以下のように自分の見たタイミングでレポートに反映されたら、計測ができています。

リアルタイムレポート
リアルタイムレポート

ドメインがlocalhostの場合、うまく計測できないことがあります。localhostでも計測できるようにする設定がありますが、今回はその設定方法については省略します。localhostでうまく計測できなかったら127.0.0.1、またはhostsで適宜ドメインを設定して計測確認を行ってください。

計測確認はできたでしょうか。できていれば、もう準備は万端です。HTMLファイルを本番サーバーへ置けば実際のウェブサイトのページビューが計測されるようになります。

全ページのページビューを計測するには全ページにトラッキングコードまたはタグマネージャのスニペットを置いてください。もちろん、SSIを利用して全ページに配置しても問題ありません。

おわりに

Google アナリティクス や Google タグマネージャの基本的な仕組みと、ページビューの計測設定は理解できたでしょうか。

見てきた通り、ページビューを計測するだけであれば、コピー&ペーストすればよく特に難しい設定は必要ありません。そしてページビュー以外のものを計測する際も、大体の場合は特に難しい設定なく計測できます。この簡単さが Google アナリティクス の良い所です。

ところが簡単だからといってよく理解せずに使用していると失敗してしまうツールでもあります。

Google アナリティクス や Google タグマネージャに新しい設定を入れたら異常なほどセッションが増えた、逆に急激にセッションが減った、といった計測上の失敗。ページが表示されなくなった、などのページ自体の機能を損なう失敗。直帰率が改善した! と思ったら設定上そう見えるだけだった、という数値の意味の読み間違いによる失敗。

こういった失敗は非常に多く、間違えたことに気付けないまま長い時間過ごしてしまうことも少なくありません。

Google アナリティクス を正しく理解して計測設定を行えるよう、次回以降も解説を行っていきます。ぜひいろんな計測をしてみて、ご自身のウェブサイトに対する理解を深めて改善していってみましょう。

森田怜依

執筆者 森田怜依

ウェブアプリやスマートフォンアプリの開発実績を活かした、Google アナリティクス とその他のシステムを組み合わせた活用方法の促進、Google アナリティクス 360 の導入・サポートを行っています。

本稿は、開発者のための実装系WebマガジンCodezineにて連載中です。

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